KAN HASEGAWA

現在のお仕事をお聞かせください。

 ドイツ・ミュンヘン近郊の町フライジングにある、Winter Brandl et al.特許法律事務所で弁理士として働いています。ドイツや欧州で特許を取得したいと考えている企業や個人の方の依頼を受けて、出願書面や意見書の作成など、特許庁に対する手続きを代行しているほか、ドイツ人弁理士と日本の依頼人の間に立ってコミュニケーションギャップを埋める重要な役割も担っています。 現在、日本の弁理士資格と欧州の弁理士資格を持っていますので、今後ドイツの弁理士資格を取得し、日欧独の資格を持つ初の弁理士になることを目指しています。


改めて、筑波大学で良かったと思うことを聞かせてください。

 友人のほとんどが近くに住んでいるという濃密な環境で、一生ものの人間関係を築けたことが何より良かった点だと思っています。彼らと昼夜を問わずともに学び、ディスカッションをして過ごした日々は、現在の仕事にも大いに役立っています。また、多くの留学生と接することのできる国際的な環境も筑波ならではだったと思います。


本学と本学の学生に対してメッセージをお願いします。

 大学に向けて: 筑波で過ごした時間があってこそ、今の自分があると常々感じています。素晴らしい環境を提供してくれた筑波大学には感謝の念が止みません。 学生の皆様へ: 現在は良い意味でも悪い意味でも情報が溢れています。しかしこのような情報化社会だからこそ「自分の頭で考える」ことが重要になると思います。耳を傾けるべきは巷に溢れた他人の声ではなく自分自身の心の内です。既成概念にとらわれず、自分自身が幸せになると思える道を選択して下さい。皆さんがこれから社会で活躍し、一緒にお仕事ができる日が来ることを楽しみにしています。