Alexander Tokarev

現在のお仕事を聞かせてください。  

  2013年にドイツのボン大学アジア研究科学士課程を修了し、現在はアジア研究科(翻訳・日本語学専攻)の修士課程に在籍中です。つい先頃、「やさしい日本語と言葉のバリアフリー化」のタイトルで、卒業論文を提出しました。2013年からフリーの独日翻訳者をしており、これまでは主に、科学技術分野の翻訳を手掛けました。また、昨年は筑波大学創造的復興プロジェクトのドキュメンタリー映画「いわきノート」のドイツ語翻訳にも取り組みました。 他にも、ベルリンのStudyworldといった「教育見本市」に参加し、教育水準が低く社会的に弱い立場の家庭に育った生徒たちに、ボランティアの形で高等教育の利点とその可能性を紹介しています。


今改めて、筑波大学で良かったと思うことを聞かせてください。

 2014年に、筑波大学の日本語日本文化コミュニケータ養成プログラム(JLCC)に参加しました。世界中から集まった学生と共に、集中講義、模擬国連参加、数回にわたるインターンシップとTV会議システムを通じて、国際関係、国際交流とコミュニケーションというテーマについて、いろいろと知り、学び合う貴重な機会を得ることができました。 特に記憶に残っているのは、筑波大学の学生と一年間、共同で行った研究プロジェクトです。その一年で、ドイツと日本の教科書の比較研究を行いました。ご助力と専門的なアドバイスをしてくださった筑波大学の先生方に、心より感謝いたします。 筑波大学の国際色豊かなキャンパスでは多くの友人を得ることができ、「おもち Language club」のような国際交流サークルの活動、イベントにも大いに参加しました。とくに光栄に思うのは筑波大学関連の人とドイツからの留学生が話し合える、「バウムクーヘンの会」という会にも招待していただいたことです。


本学と本学の学生に対してメッセージをお願いします。

 筑波大学というと、真っ先に頭に思い浮かぶのは、「イノベーション」、「ニュー・アイディア」という言葉と、柔軟で学際的な問題解決方法であります。筑波大学では、理論と実践が非常に効果的に組み合わされ、バランスが取れています。 筑波大学での勉強により、人と人のコミュニケーション、特に学問内のコミュニケーションにおいて、壁やバリヤなどというものは存在しないということを、改めてよく理解することができました。世界はもはや国際化しています。その世界を作るのは、我々です。力を合わせて、未来をより良いものにすることが出来るから、Imagine the Future!